寝たいのに寝られない、日中は眠くてだるい不眠症は辛いですよね。

辛いだけでなく、不眠によって脳が休息できないと、集中力や作業効率が低下しがちになるなど、日常生活に支障をきたします。
また、睡眠不足が続くと、食欲が高まるホルモンが多く分泌され、結果的に太りやすくなるほか、高血圧や糖尿病などの発症リスクが高まること、うつ病と関係することなども知られています。

不眠症を治すために薬に頼っても、薬が効いているうちは良いですが、薬が効かなくなってきて不安になる方も多いようです。

そんな不眠の悩みは、根本的な原因を見つけて改善していくことが重要です。

病気になれば病院で診てもらうのが通常なので、不眠症を治そうと病院にいかれる方も多いですが、実は病院は不眠を治すにはあまり向いていません。

病院でできることは”対処療法”と呼ばれるもので、薬で一時的に眠れるようにするものですが、これだけでは根本的な原因を取り除くことはできません。

根本的な原因を取り除かないと、薬を飲み続けないといけませんし、薬が効かなくなると薬の量を増やして対処します。さらに、薬が効かなくなると、薬が強い「睡眠薬」などが処方されます。

さらに、睡眠薬や安定剤などは依存性があるものもあり、薬がないと不安になったり、薬がないと眠れなくなる方もいます。

不眠症を根本的に治そうと思えば、不眠症となった原因を特定して、取り除かないといけませんが、病院の先生は忙しいので、患者一人一人をしっかりとカウンセリングする時間がありません。
そのため、現実的に病院で根本治療するのは難しいのです。

不眠の原因は大きく分けると３つあります。

・栄養の問題
・生活習慣の問題
・気持ちの問題

気持ち、栄養、生活習慣の３つの面で、根本的な原因を解明し、対処していくことが重要です。

さらに、この３つの中にも、以下のようないろいろな原因があります。